原料と製造工程の見直しで、毎年安定した品質へ
【お客様プロフィール】
地方都市で和洋菓子を製造・販売されているお客様です。工場で製造した生菓子を、市内約20店舗の直営店へ毎朝配送されています。
【課題・お悩み】
季節商品として、4月から5月にかけてかしわ餅を販売されています。しかし、気温や原料の変化によって仕上がりに差が生じ、毎年安定して良い商品を製造することにお悩みでした。
また、ご希望の食感を実現するために、もち粉を少量配合する必要があり、柏葉から生地がきれいに離れる「葉離れ」との両立も課題となっていました。
【ご提案・ご対応内容】
かしわ餅は、季節の変わり目の気温変化や原料米の切り替わりによって、仕上がりが左右されやすい商品です。柏葉への生地の付着に加え、製造期間が限られることによる技術継承の難しさもあります。
今回は原料の調整だけでは十分な改善が難しいと考え、お客様の工場を訪問し、製造工程から見直しました。
現場の機械構成に適した原料を選定し、配合や加水量を調整。さらに、製造工程で重点的に確認する管理ポイントを定め、判断基準を数値化しました。原料と製法の両面から、安定した品質を維持できる条件を整えました。
【効果・成果】
原料米や製造条件、気温などの変動に対応できる製法を確立し、安定した品質のかしわ餅を製造できるようになりました。
「毎年苦労していたかしわ餅の悩みから解放された」とお喜びいただき、品質の安定がブランド力の向上にもつながったと評価いただきました。